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【追記あり】キュレーションサイトの運営会社・出資者(の一部)一覧

興味があったので作ってみました。
結構骨が折れる作業で、30社作ってもういいや、となったので、この会社も載せてほしいという方はお知らせください。

続き▽
 
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キュレーション問題について(DeNA/WELQ他) - 永江一石氏の講演雑感 -

※注:前置きがかなり長いので、講演の感想だけ見たいという方はこちらをクリック

久々に書くネタが出来たので。

「Yahoo登録サイト」という単語、ご存知ですか?


昔のYahooは、サイトを作っただけでは存在が認知されず、サイト作成者から登録申請され、審査を通ったサイトだけがYahooに登録されるという仕組みになってました。

審査の敷居は意外と高く、単にトップページと適当なオリジナル記事を数本作ったくらいではYahooに登録されません。
それなりの質と量がないと審査に通りませんでした。

検索エンジンがYahoo一強だったWeb1.0時代、Yahooへの登録有無でサイト訪問者の桁が変わっていました。
また、当時からgoo(Googleとは別の、NTTレゾナント社の検索エンジン)などのロボット型検索エンジンもそれなりにWeb界隈では認識されてましたが、サイトの質に関係なく拾っていたため、「人の審査が入っている」Yahooの検索結果と比べると、どうしても検索結果のジャンク感はぬぐえませんでした。

逆に、Yahooに登録されることが、個人サイト制作者にとっては「ステータス」になっていました。
トップページで「当ホームページはYahooに登録されました」というフレーズを何十回と見た覚えがあります。

私が昔やってたサイトも、2か所Yahoo登録されてました。
個人HP本体と、そこから独立した某歌手ファンサイトの2つです。

当時のサイトは、情報提供やレビューを中心とした「情報系サイト」とBBS、Chatなどを通じたオンラインコミュニケーションを中心とした「コミュニティ系サイト」の2つに大きく分かれてました。
情報系サイトは、今でいうと「キュレーションサイト」に近いと言えます。
自分がやってたのは前者だったのですが、この手の作成者の人達はサイトの「質」にこだわってた人が多かったように思います。

対象アーティストの公式サイトがまだ十分あるとは言えなかった時代。
情報源は自分で本を買ったり立ち読みしたり、またCDショップの店長の方(当時の私のトラフィック範囲では2名いらっしゃいました)のサイトを訪問して新譜情報の提供をいただいたり(もちろんその度にBBSに一言断りの連絡を入れた)、レコード会社の社員の方がいつの間にかリピーターになっていて、メールやBBSで情報提供いただいたり・・・と、今思うとかなり手の込んだキュレーションスキームが確立されていたように思います。

宇多田ヒカルのデビューシングル発売直前に、東芝EMIの社員の方が「彼女聞いたらSPEEDなんか吹っ飛ぶ」と私の個人HPのBBSに書き込んできて当時の私が激怒したのは今でも覚えていますw
(まあ実際吹っ飛んだので間違いじゃなかったけど)

余談はさておき、それらの情報を提供する際、当時の私は必ず以下2つのことをしていました。

(1)出典元の明記
(2)ただのネタ紹介にとどまらず、「自分の言葉」を添えること

(1)は何の疑いもなく普通にやってました。出典元がどこだか分からない情報は「怪文書」にしかならないし、出典元不明の記事ばかりになるとサイトの信頼性が落ち、ひいては私自身が「信頼できない人」になります。
(2)は個人サイトを始めた動機が「自分の興味のあることについて、自分はこう思っているということを発信したい」というものだったので、単なる二次情報の羅列ではその動機を叶えられなかったからです。一部の人には目の痛いことも平気で書いてたので、2ch邦楽板で「文句ばっかり言ってる」と叩かれたこともありましたが、芸風は確立できてたと思いますw

で、それらの個人サイトにとって、最大のKPIは「アクセスカウンター」でした。ページビューに近いですね。トップページに設置されたカウンターがどれだけ回るかを皆気にしていました。その次が「BBSへの書き込でみ」です。

カウンターが回るということはそれだけ多くの人が来るということであり、その分トラブルに巻き込まれるリスクも上がりますし、実際新聞沙汰レベルの詐欺事件に巻き込まれたこともあります。
しかし、「これだけの人に来てもらっている」という思いが、何よりモチベーションになってました。

しかし、2004年初頭に某歌手ファンサイト側で対象人物に興味を失ってしまう出来事が起きたことをきっかけに、2004年春以降、急速に私の個人サイト活動はシュリンクし、今ではこの跡地ブログが残っているだけになっています。このトップページのカウンタは10万超えてるけど、実は1996年からの累計です。1日平均20ないんですよ。。

また、この頃から、個人サイトの閉鎖が相次ぐようになりました。
「公式サイト」が充実してきたので、個人が趣味でやっている情報系サイトの需要がなくなってきたことと、トラブル等に疲れてサイト維持をやめてしまった人が相次いだこと、またmixiの登場やブログサービスの普及で、維持管理に手間(心理面含む)とコストがかかる「個人サイト」という形以外のWeb発信スキームが確立されたことなどが、個人サイト衰退に繋がったと考えられます。

それとほぼ時を同じくして、Googleがシェアを伸ばしてきました。
YahooはパフォーマンスでGoogleに勝てなかったことなどが原因でシェアを落とし続け、ついに2010年にはYahooはGoogleの検索エンジンアルゴリズムを採用するという「登録制の廃止」に踏み切りました。

検索エンジンの検索結果の品質や、サイトのアクセス数が、Googleのアルゴリズムただ1つに委ねられる時代の到来です。

そして2016年。
WebはSNSと「キュレーションサイト」に占拠されるようになり、ハンコで押したような低品質なキュレーションサイト(まとめサイト)ばかり検索でヒットするようになってました。
夏頃になると、医療系のGoogle検索で、とある会社が運営しているキュレーションサイトの怪しい記事ばかりが検索結果の上に来るようになり、医療業界で問題視されるようになりました。

前置きが長くなりました。
これから本題の「キュレーション騒動」に関する内容です。

12/10に行われた、緊急開催!webメディアにおけるSEOと著作権 ー 各社の対応とこれからのwebメディア(Smips・エンタメと知財分科会 第8回)というイベントに行ってきました。
DeNAキュレーション騒動の火付け役となった、永江一石氏の講演です。

続き▽
 
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