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無対処の末

・Facebook、横行するなりすましの現状と対策 (1/2)

最近自分の観測範囲でも「なりすまし食らった」という話を
聞くようになりました。

目的はいくつかあるだろうけど、上記記事には出ていないポイントとして
「育成されたアカウントの大量獲得」というのもあるんじゃないのかな。
なりすまし友人申請→3人以上から承認→なりすまし相手のアカウントを
乗っ取る、という流れで。

育成されたアカウントを何に使うかというと、
何処かの企業系FBページに対する「いいね!」の水増し。
こんな話も昨年ありました。
「日本でも、いいね!水増しサービスが登場」

単純に新規アカウントを量産→そのアカウントで「いいね!」連発だと
スパムと見做されてアカウント凍結一直線だけど、
すでに何年何ヶ月も使われるアカウントに対しては、例え乗っ取られ
アカウントだとしても、凍結には運営側も二の足を踏むでしょう。
凍結したら、乗っ取られた側の人は二度と復帰できなくなりますから。

ネット上で人気があるように見せかけるには、「育成されたアカウント」の
存在が不可欠です。
先日のGoogleグループ問題の煽りではてブ数水増し工作がバレた
某SNSコンサルタントの事例でも、「アカウントは育てるものですので」という
フレーズが出てきています。

今回のFBアカウントなりすまし→乗っ取り多発騒動については、
よくある「出会い系サイトへの誘導」や「個人情報の獲得と悪用」よりも
いいね!水増し目的の方が強いんじゃないのかなと見ています。

出会い系サイトへの誘導にしてはリターンが見合わない気がするし
(さすがに育成済みアカウントであっても短期間でアウトでしょう)
クレカ情報の悪用も、日本のFBではリターンが少なそうだし
じゃあなんだろね?と。

そこで考えられるもう1つの線が、「いいね!の水増し」ということです。
いいね!の対象が変な出会い系アプリとかでなければ、
何の規約違反にもならないし。

推測ですけどね。

もう1つの線として、ちょうど時期が同じネット選挙運動解禁に絡んで
「多数派工作」にその乗っとりアカウントを使うのかな?と考えたけど
参院選まであと1週間ない今では効果が疑問なので、この線はないでしょう。


見てて思ったのが、二昔前、と言うか2000年代前半までなら、
この手の「個人に対する迷惑行為」は、プロバイダにログを揃えて通報すれば
大概の場合は一発で対処してくれたのです。
最低でも加害者への注意指導をISPがやってくれました。
私も何度か通報したことがあります。

ところが今は、SNSが普及してIPアドレスや時刻などの「ログ」を出すこと自体が
不可能だし、なら代わりに運営側がISPに通報したくても、肝心のISP側が

「個人間トラブルや、サイト利用規約違反に関する苦情は受け付けません」

という態度を取るところが大多数になってしまいました。
苦情が多すぎて、対処しきれないということでしょう。

その結果、例えばNTTドコモの端末からWikipediaへの投稿が
1年前から一切出来なくなっていたり、変動IP制を取っている大手ISPが
軒並み2chに書き込めなくなっているなどの弊害が出てきています。

もうちょっと、ISP側がこの手の迷惑行為に対して
以前のように腰を据えて対応してくれれば、少しはマシになると
思うんだけどねえ。
多少ISP費が上がってもいいから。
 
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