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虚構新聞騒動雑感

例の橋下徹ネタで大炎上した虚構新聞の件について、私なりの考えを。
論点は3つ。

(1)記事に問題があったか否か

あの記事に問題がなかったとは思いません。
以下2つの要素があったから、炎上しただけでなく
余計なハレーションに晒される事になったのではと考えます。

①:賛否両論ある、注目度が高い政治家という「炎上ワード」をネタにしていた
②:記事の完成度が低かった


①は過去の虚構新聞で炎上した記事には無かったものです。
昨年炎上したと言えるツイッター関連ネタ(その1|その2)、東電ネタ
ソーシャルゲームネタは、いずれも政治系ではありません。

ところが今回は、大きな声で賛同する人も非難する人も多い政治家。
鳩山由紀夫氏のようにほぼ全国民からアホの子扱いされている人なら
ともかく、賛否両論が渦巻いている政治のスター。
これをネタにする時点で、炎上リスクは他記事より跳ね上がります。
ネタの真偽に関係なくそれを利用しようとする人は沢山出てきますし。

だから、記事はそういう邪な人達をシャットアウト出来るような苛烈なネタに
する必要があったのですが、件の記事はそれが出来てませんでした。
「はい論破」だけではあまりにも弱い。

実際、今回のネタを「完成度が高い」と評価している人は
観測範囲ではゼロです。

その結果、「ナイスジョーク」だったはずが「趣味の悪い冗談」になってしまい、
余計なハレーションが起きて執筆者が非難の嵐に晒されることに
なったのではないかと。

他に橋下氏を使ったネタとしてはツイッター規制語リストネタがありますが、
こちらは見事に落としています。これと対比するとどれだけ今回がダメだったか
よく分かると思います。

「炎上ワード」についても一家言ありますが、今回の本論ではないので
別途気が向いた時にまとめます。


(2)再発防止策は何か

原因の逆を行えばよいので、以下2つになります。

①:炎上リスクのある題材を使わない
②:ネタを強化する


とは言え①はジョークサイトの存在意義をほぼ失わせる事になります。
なので②が唯一の再発防止策になります。
笑いどころを笑えるように沢山入れても良いし、思いっきり肝を冷やすような皮肉を
入れまくるのも良い。要は読み手に「なんだかなあ・・・」と思わせないこと。

そうすれば、ネタが炎上することはあっても、非難が集中することはないですよ。
ヤッカミ的な文句を言ってくる人は若干出てくるだろうけど、それはスルーでOK。
そのような人は言ってる内容がメチャクチャなので、そのうち他の人達から
袋叩きに遭って逃げていきます。経験談ですがね。

他に必要な対策としては「炎上時に迷惑をかける相手をなるべく減らす」
というのがありますが、これについては今回の橋下ネタでも出来ていたので
再発防止策としては挙げません。必要要素ではありますけどね。

あと、以下2つの小手先の対策を提唱する人が思いの外多かったのだけど、
それは全く意味が無いことを記しておきます。

・タイトルの時点でジョークサイトだと分かるようにする
・記事本文にフィクションだと分かるくだりを入れる

前者はその仕掛けを切り捨てて拡散が始まった時点で終了だし、
後者は「タイトルだけ見て拡散」が横行している時点で無意味です。

タイトルに「UnNews」と付記されていたのにそれが切り取られ、
記事最後に「この記事は、バ科ニュースだと主張されています」という
テンプレを貼りつけたのに完全無視されて拡散炎上したこれ
執筆者として言っておきます。

※追記:炎上後に執筆者があまり責められないようにするという
責任回避効果はありますけどね。でもそれだけです。


(3)最近の虚構新聞のレベルダウンについて

はっきり言いますが、記事の質が落ちてると思います。
特に政治系は壊滅的と言って良いレベル。
執筆数は多いけど、自身の好き嫌いを文章化しただけのものばかり。
それ以外のジャンルの記事も切れ味が弱いものが多くなり、
今日のなでしこリーグの川澄ちゃんのように
「打っても打っても外す」状態が続いています。

その理由として「記事を書くことが義務化してしまった」ことが
挙げられると思います。
「書きたい」から「書かなきゃ」になったことで、質が落ちるパターンです。

親サイト(楠木坂)のニュース欄(右フレーム)を読むと
よく分かると思いますが、最近はどこかの企業から執筆依頼を受けて
余所行きの記事を沢山書いたりしているようです。

ここで思いっきり下世話な話に変わります。
UK氏は、前の彼女さんと「収入面」が原因で失恋しています。
楠木坂の過去ニュース2年分読めばあちこちに書いてありますし、
今でもグチグチグチグチその事について触れています。
(直近では楠木坂のニュース欄2012/5/8分と5/19分参照)

それ自体はご本人のプライベートなので好きにして良いのですが、
この件があったことと、最近いろんな企業からギャラ有りの執筆依頼を
受けるようになったことが、記事執筆の義務化に繋がっていると見ています。

更新頻度を高め安定にしないと、せっかく手に入れた今の状態を
一気に無くしてしまいかねませんからね。
どれくらい実入りがあるかは不明だけど。
(楠木坂の描写を見る限り、大した金額ではなさそうだけど)

そして、記事の質がどんどん落ちていく。

今回の橋下ネタ大炎上の根本原因は、
「記事執筆の義務化」にあると言っても
過言ではありません。


逆に「書きたい」に変わった時のパワーは相変わらず凄いです。
炎上騒動直後に掲載されたレモンネタの苛烈さは、
書きたいという欲望が強まった時の社主のパワーが凄いことを
実感させてくれました。

同時に、最近の他記事ではあまりパワーが感じられないことを
際立たせることにもなりましたが・・・。


ただ、これって、実際に長い間文筆活動でお金をもらっている人が
必ず通る「壁」だと思うのです。
好き勝手書いていた行為が、お金が絡むようになることで義務化する。
義務化することで、ネタの質が停滞する。

そこを打破できるかどうかが、今後虚構新聞が継続できるかどうかの
カギだと思います。

社主ご本人がどう思ってるかは真実を知るすべはありませんが、
浦島太郎ネタやさっき掲載された金環日食ネタのような
初期の頃を彷彿とさせるネタをまた出すようになってきています。
今はいろいろ試行錯誤してるんじゃないかと。


・・・あ、私ですか?
今年3月あたりから文章のキレが無くなってましてねえ・・・
これとかこれとかこれとかの当たり障りのないネタでリハビリ中です。
去年は次から次へとネタと文章が湧き出てきた状態だったんだけど
今はダメダメです。
ついっぷる公式アカウントで紹介されたツイ名称変更ネタとか、
プロのサッカーライターをもクスリとさせたベガッ太略奪婚ネタ
ような完成度の高いネタが何故次々と書けていたのかワカリマセン。
継続性がある人って凄いなあと思います。

おしまい。
 
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