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某ファンサイトあとがき

7年前の今日、このHPの「枝ページ」として、
ある歌手のコーナーを公開しました。

それが、現時点での私の「最大のWeb作品」である、
MISIAファンサイト「Five Octaved Girl」の始まりでした。
それから5年半の歳月の間に
「静寂→拡大→停止→再起動失敗→再停止→再起動→
混迷→再拡大→一瞬の隆盛→破綻」
という流れを経て、2004年3月末にクローズしました。
 
このエントリーでは、「どういう事を考えながらやってたか」
と言う事について振り返りたいと思います。
だいぶ前にmixi上では似たような「振り返り」を書きましたが、
少し毛色が異なります。

1)開設・運営の動機・目的(狙い)は?
これは以前mixiでも書きましたが、開設動機は、
「この人はすごい!この人についてWeb上で伝えたい!」という単純なものでした。
みんなと交流したいとか、自分が有名になりたいとかの「派生的野望」などは皆無。

これが満たされれば良かったのです。
「自分のテキストを誰かが読んでくれて、あわよくば反応があれば良い」

「反応」も、ただ賛同を得られればいいってわけじゃない。
別の意見も見てみたかったし、間違いがあれば正して欲しい。

「議論」になれば理想だったのです。

その「議論」をするには、叩き台になる自分の意見が必要。
だから、公式などで入手したNewsを紹介する時も絶対に「自分の言葉」を
入れてたし、BBS上で問題提起も度々した。
一部から「過激」「悪口だらけ」と揶揄される事もあったけど、
これに関しては最初から最後までそれなりに出来てたという自負はあります。

今はもうそういう考えは通用しないのでしょうけど。
これは、「90年代のHPのあり方」の典型タイプとも言えるでしょう。

2)ターゲット層は?
これはmixiでは触れていませんでした。

メインターゲット層は、実は
「比較的ライトなファンかそれ以下の人」
だったりしました。

何故かって?
「あまり知らない人に伝えたい」というのが開設当時のメイン目的だったので、
ターゲットは自動的に「あまり深くは知らない人」・・・つまり、
「ライトファンか、それ以下」(ファンの数歩手前or「興味はある」レベル)の人になります。

何らかの形で対象アーティストに興味を持つようになった人が、
私のHPで情報収集して、それを踏み台にする形で
アーティストに対する興味を更に深めて、いつしかファン化する・・・

あのサイトの最大の狙いはこれ!
90年代いっぱいまでは、何処のサイト様もその手の「布教的狙い」は
あったかと思います。
※今残ってる所については知りません。

だから、そのようなタイプ(※1)の一見サンが来訪(BBSへの質問など)した
時は、出来る限り応対に関しては配慮したつもりです。
Tour2004のLiveBBSにおいても、そのような機会は何度かありました。
(※1:「Liveに行く事になったので、曲について知りたい」等)

逆に、単なる冷やかし+α程度の来訪か、
宣伝目的の来訪で来たような人には、冷たく当たりました。
それらを見分けるのは至極容易でしたし。

また、コアファンに対しても、比較的冷たく当たってたかと思います。
その理由については、3)で触れます。

3)一番気をつけていた事は何か?

一部mixiでも触れましたが、あのHPにおいては、
「あらゆる人が入り込みやすいように」するように常に心がけてました。
徹底的にとまでは行きませんでしたが、以下の2つは出来る限り
排除するようにしてました。

1)ライトファンの疎外感の発生
2)一部常連・コアファンによる馴れ合い化

1)で一番NGになってたのは「FC情報フライングカキコ」でした。
まー、いっぱいありましたねえ・・・
そのような事をする人に限って、それなりの有力者だったり、
常連様だったりしたので、扱いにはホント困りました。
ただ、「BBSの禁止事項」扱いにしてたので、それを拠り所と出来ただけ
気楽だったかも。

2)が最大の懸案事項でした。
内輪だけで盛り上がってるような状態になってしまうのはNGだし、
かと言ってリピーターの方々を無下にするわけにもいかない。

2)を成り立たせるために自分が心がけたのは以下の5点でした。
 
 i)誰かの書込みには極力レスをする。(特に新人さんの場合)
 ii)自分が何か言う時に、ツッコミどころをわざと残して言う。
 iii)自ら内輪ネタに走らない。
 iv)OKとNGの線引きを明確にする。
  v)単なる「礼賛only化」にならない
 vi)「対象アーティストに興味を持っている方全員歓迎」
   という気持ちを持ち続ける。

v)はmixiでは書かなかったことです。
ライト層まで含めた「あらゆる人」を対象にした場合、
記事が「礼賛only」になるのは基本的にNGなのです。
それを見て引いてしまい、「ライト層以下」になってしまうことが
ままあるためです。
これに関してはかなり遵守出来てたかと思います。

それ以外に関しては、自分自身がこの指針を100%守れたとは言えませんし、
どこまで「雰囲気作り」が上手くいったかは定量的には分かりません。
コアファンやリピーターの人達に「比較的冷たく当たらざるを得なかった」ので、
実際会った事のある人に、このように言われたこともありました。
「お会いするまでは、もっと冷たい方かと思ってました」、と。

ただ、最終的に、TOUR2004当時のLiveBBSは何処よりも活況を呈しましたし、
HPの止め際にも、複数の方から「ここは本音で語れるところでした」とか、
「**とは違い、新参者が入り辛い雰囲気ではないところでした」
などのメッセージを頂けました。

この狙いに関してはそれなりの結果が出せたのではないかと思います。
100点満点には程遠かったのでしょうが。

それ以前に、「100点満点の答え」は無かったような気もします。

4)で、やっててどうだったか?

私が好んで使う表現なのですが、
「楽しいかどうかは微妙だけど、面白かった」
というのが正直な感想です。

文頭にもあるように最後が「破綻」でしたし、
いろいろ揶揄されましたよ。
心無いことも言われたし、犯罪行為の現場にもなっちゃったし、
変な野望持ってる人の踏み台にもなりかけましたよ。

当時の後遺症で、2004年9月くらいまで「MISIA恐怖症」にも陥ってました!

・・・と嫌なことを書きましたが、得られたモノもそれなりに多かったし、
何より完成度が高い作品が作れた。
※「作品」なのかよ、と思う方もいらっしゃるでしょうが。

今後数十年とWeb生活を続けていく上での「大きな糧」に
なる事だけは、間違いありません。

だから、やってて良かったとは思いますよ!
もう、復活させることはありませんが。。



このテキストは、まだ自分の中で「0%」になりきっていなかった、
ファンサイト復活の可能性を「0%」にするために書きました。
もう、ここまで大きく振り返ることもないでしょう。

ここまでの長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
終わりにします。
 
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